hamaji junichi

composer saxophonist

福島諭さんに「変容の対象」4−5小節目を送る。4小節目の和声の動きが強いのでそれに添うように。変容の場合、自分は提示された音の組織の情報からそれを良い意味で裏切るようなものをまず想定したりする傾向が若干強いがその思いがあまり強すぎても駄目だと思っていて、自然に解決するようなものの「強さ」をもっと認識すべきかと思う。要はその都度どれほど冷静に分析できるかということなのだろうが、音が導く感情の「流れ」のようなものは分析にかけるとはいってもそれを拒絶するような強さを帯びることもままあって、まるで「こうしなさい」と言われているような場合もある。なぜそう思うのか、分析は難しい領域と言えるかも。