発表後記

昨日は発表無事終えました。津波警報で海がわりあい近い場所なので、人通りはほとんどなく、そういったときでも足を運んでいただいた方々に感謝しなくてはと思いました。
冒頭は福島諭さんの作曲作品「Amorphous Ring I」の音源を説明を交えて聴いていただきました。我々福島・濱地がここ数年取り組んでいるサックスとコンピュータによる室内楽作品の代表的な曲。これを最初に聴いていただいたおかげで、おそらく、以降の演奏のある理解に繋がったように後から人伝に聞きました。
　第１部はサックスのソロ。１曲目はサックスのみの音を聴いていただき、２曲目はサックスによるライブ・エレクトロニクスの曲を。個人的には２曲目のアプローチ、いや思想か、、、に可能性をみいだせました。そしてそれを引き継ぎピアノのソロを２曲。
　第２部は[layered music op.1][contempt[greed]for soprano saxophone and piano and live electoronics]layeredはピアノとサックス・バージョンによる初めての発表。前田瑠沙のピアノのアプローチは美しかったと思います。
　お客様に感謝の意を。地元で作品を発表できて意味深いものを感じながらその日を終えました。