hamaji junichi

composer saxophonist

「変容の対象」10−11−12小節目

福島諭さんから「変容の対象」10−11小節目を受け取る。http://www.mimiz.org/index.php?ID=417そのまま11−12小節目を送る。圧縮された時間の感覚を内包する心理状態。1日にこのような時間があるだけでも生きる推進力になる。大袈裟ではなく、切実な感もある。

切実といえば北野武監督作品「アキレスを亀」を観る。主人公は幸福の極み。羨望すら感じた。芸術家は、、、

村上春樹海辺のカフカ」の上巻を読み終える。途中ナカタさんの記述部分など緩慢に感じ、読むのを止めようかしら、、、と思ったが上巻後半から突如引き込まれる。止めなくてよかった。

ドゥルーズガタリの本を読んでいる。難解で、自分の無学が恥ずかしいが、全体より細部の印象が鮮やかにうつるセンテンスだけで読み進める。カントを読んだ昔もそうだった。細部の、その一部のみが理解され自身の肉になった気がした。形而上のものが文章となって、それを「そのもの」として読めるか?そこには誤謬が含まれるし、構造的に読み違えは起こる。それでもなを、伝わるものがある、、、