「変容の対象」2011・10月5−6小節目
「変容の対象」2011・10月5−6小節目を福島諭さんから受け取る。
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今日の福島諭さんの記述。すっと入り込んでくる。「変容の対象」についての記述から既視感について書かれている。一見難解なことのようだが知っていることのように思われ、当然、誤解も理解の中に孕むことを前提としながらも、その言葉が指し示すメタの静謐な佇まいは奇妙なほど立体感をもち、生き生きとした存在感をもっている。
「時には沈黙を持って滅してしまいたいと願う種類の傷」
、、、それは僕にも確かに在ると。
名文。上質な短編を読むようだった。
http://mimiz.org/index.php?ID=695
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映画「トニー滝谷」を観る。村上春樹原作の映画。原作ではそれほど強く感じなかった服を身につけるというフェティッシュが強烈に匂う。美しい身体のフォルムが名状し難いエロスを微かに発していて、やられた。
で、気になって原作を再読する。
映画「ノルウェイの森」は観ていない。「神の子〜」は観た。