hamaji junichi

composer saxophonist

「変容の対象」2011・6−7−8小節目

昨日、福島諭さんから「変容の対象」2011・6−7小節目を受け取る。

http://mimiz.org/index.php?ID=711


7−8小節目を送った。今は夕刻。


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村上春樹著「ノルウェイの森」を再読し終える。まるで夢のような世界だと。あるいは夢なのかもしれない。陶酔と迷い、心地よさ、死線。そして、誘い。
優れた文学は(いや、何も文学に限ったことではなく)何度経験したとしてもその鮮やかさを少しも損なわないものだな、、、と読んでいて思い、そうしてその時間を閉じてもいつもそこに開かれてあるポイントが存在する。

「死霊」はまた後回しにして、今度は「羊をめぐる冒険」を再読しはじめる。静かに文章にそって開かれた時間を目の当りにしていれば、きっともう、どうでも良い様々なことなど忘れてしまえるだろうし、今もっともそれを望んでいるような気がしている。

幾分センチメンタルな気がしないでもないが(この文章自体もそうですね)そうなのだから仕方がないではないか、、、と。