hamaji junichi

composer saxophonist

「変容の対象」2012・4−5−6小節目

昨日からmiles davisのcomplete plugged nickelを順に聴き始めた。日本盤だから7枚組の方だ。アメリカ盤は8枚組らしい。明後日はライヴ・レコーディングだし、極上のライヴを聴きたいという思いがあって、、、と書くとなるほどもっともらしいけれど、そうじゃない。(実際、僕が演奏する「もの」はジャズではないし、、、いや、正確に言うとその概念は孕んではいるか、、、少なくとも今回使用するシステムの概念のひとつを形成してはいる、、、)何を書いているのだろう、、、
実際は読書のなんというか合間にmilesの自伝を読んでいて、今ちょうどその部分にさしかかったから聴いているだけ。ただし、極上のライヴを聴くというのはほんと。これが廃盤になって中古でも結構な値段でしか買えないのは不幸なことだと思う。jazzのCDはもうほとんど全てと言って良いほど処分してしまったが、愛しているものは手元に置いている。普段はもう、あまりCDも聴かなくなって久しいけれど、ショパンを聴くとか、リゲティを聴くとか、ペンデレツキを聴くとか、そういう時間はやはり愛しい時間と言えるのではないか。

昨日はサックスを調整してもらい、少し問題はあるがなんとか演奏に耐える状態にはしていただいた。タイミング的にはタンポの交換などをすべき時期らしいが、録音するので、交換はそれを終えてからの方が良い。正しい判断だと思う。

今回はmimiZのみなさんとの録音。実際音を出してみないとまったく何が起こるのかわからない。複雑で多様な音響、、、とにかく耳を澄まそう。





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今は午前4時半。今日もあまり眠れなかった。出発する前に福島諭さんから「変容の対象」4−5小節目が届く。今から書こうか、、、


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ligetiのlontanoを聴く。



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5−6小節目を書いた。採用するか、しばらく時間をおこう。


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福島さんは池袋に着いたようだ。


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「変容の対象」5−6小節目を送る。もうすぐ東京に。