hamaji junichi

composer saxophonist

「変容の対象」2012・12月4−5−6小節目

夜中。福島諭さんから「変容の対象」2012・12月4−5小節目が送られてくる。今月の譜面冒頭文には福島さんによる12x12の音列指定(数列であり、私はなんとなくはその意味を想像するにとどまり、その音列指定には当然制約されていない)があり、福島さんの組織は福島さんのピアノパート各小節にその音列のどれかが記されているから福島さんはそれをもとに組織している。そのため新たに-0(任意の音数を書き込み可能)の約束事が追加されている。こういったはっきりとした制約(システムということもできる)、、、以外に変容ではそこに改めて相手に表明はしていないけれどおのおの独自のシステム(一般的に使用されている音楽語法とは別の、、、という意味の)で旋律を組織している場合がある。そこで生まれる誤解もまた理解のひとつであろうし、なにより音自身がそこに表白する音場を形成するときの反応が作曲している者(この場合自分)に機能なり、安定なり、意図的な破綻や裏切りなり、、、を語る。

その音列の導入の為か今月は端正な組織の楽想になっている。

http://www.mimiz.org/index.php?ID=894

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elder

0音。

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疲労というより疲弊して早くに眠る。4時間ほど眠り目覚める。耐えられないしこりが喉元にあるような感覚で部屋に明かりを灯す。午前1時。

午前2時。5小節目を書く。6小節目をそのまま書く気になれず、置く。

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午前3時半。6小節目を書き終える。


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午前4時20分。5−6小節目を送る。