hamaji junichi

composer saxophonist

「変容の対象」2013・10月第7−8−9小節目

「変容の対象」2013・10月第7−8小節目を福島諭さんから受け取る。


福島さんのメールには昨日体験した、さしずめマジックリアリズムのようなことが書かれていた。勿論小説の世界のように奇異なものではなく、現実の世界で、少しだけそんな感じがする、、、ということではあるが。それは時間の感覚についてのことで、演奏行為ではそういったこと(福島さんの経験とはちょと意味合いがちがうが)は起こる。頻繁にとも言えるし、もしくはその溶液にずっと浸されて居る状態とも言えるのだが、そういったことと、最近の僕の作曲の思想を照らす一条の文脈との符号の一致を思ったりした。むりやりこじつけだとしても、そういう思索や、意識的な動きの結節点というものは常日頃、どういったことを自覚して過ごしているかによって、何を掴むかは、または何が見えるかは可変であり、結節点を結ばす死んでゆくもの、それらはだだ流れで、指の間から砂が流れ落ちるようなものだ。なんつうことを書きながら言語化してフィードバック。そういうこと。


8−9小節目を書き送る。

(8)4分の1−(9)4分の2