hamaji junichi

composer saxophonist

「変容の対象」2013・9月6−7−8小節目

昨日。福島諭さんより「変容の対象」2013・9月6−7小節目を受け取る。


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ヘミングウェイ武器よさらば」を読み始める。

「二流小説家」とか、「スプークカントリー」(ギブスンね)とかも読むが、ギブスンのは何故か途中でやめた。冒頭で読む事が難しくなった。なんでかわからん。サイバーパンクは今は読むのきついのかもしれん。昔のものは印象が鮮やかなのは今も変わらない(読み返してないからわからんが)同時に難解なものとか併読しているなかで「二流小説家」のような文章は読みやすく、なんというか普通に楽しめるし、ミステリーに分類されているが、多分、ピンチョンなどの系譜にも意識がある作家さんなので(文中にはピンチョン、デリーロなどの名詞が登場する)単純にミステリー、謎解きのみにフォーカスされているものではないのだろう。そういった文脈を知っていればwebで目にするミステリーにしては、、、みたいな批判はあたらない。ピンチョンを単純に探偵が主人公であるから推理小説だとは誰も言わない。「二流小説家」のクレアがもっと活躍してくれたら、、、と思わなくもなかったが、、、主人公は孤独な設定ではありながらなんというか、クレアにしてもまわりのかかわり合いのある人たちがカラフルで読んでいて羨ましくもあった。

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フレーズの断片を積み上げ、後に編集する。そのための断片、「fragment O」のための、、、みたいなものを想定し、ちょっと変わった演奏法を採用するトリルの連続体、循環呼吸、など、、、

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明け方7−8小節目を書き福島さんに送った。