hamaji junichi

composer saxophonist

ここ暫くは着想も得られる気配すらないので、技法を洗い直すことにする。サックス。読書もえらい読む速度が落ちたもんだ。まったく集中できないので、一向に進まない。何を読んでも面白くないので、心理の状態が間違いなくよろしくないと自覚するに至る。気付いてはいた。さて、技法、、、吉本隆明の著書に「擬制の終焉」というものがあるが、「技法の終焉」っうのは題名としてはどうかはわからないが、概念、、、演奏の概念、作曲の概念に繋がるように思いながらこの数ヶ月前に過ごしていたので、何も浮かばないのなら技法の洗い直し、更新をしてみても良いのではないか。と、数日前からいろいろやる。

音楽を聴いて今ぶっ刺さるのはバッハの無伴奏ヴァイオリンのみ。アルテュールグリュミオーのBWV1001など。


何を読んでも面白くないと書いたけれど、一冊あった。「暗闇の楽器」唯一読んでいる。



「技法の標本」(勿論小川洋子著「薬指の標本」「言葉の標本」からの言語思考スライド)というものも、作品としては機能する。多分。