《変容の対象》2015年11月第1−2小節目
《変容の対象》2015年11月第1−2小節目を書いた。
和歌山は数日雨で、昨日はひどい降りだった。沈痛というほどでもないがげんなりするには充分な天気だった。
そんななか変容をそらで考えていた。2小節目。ひとつは旋律を幾何学的な様相で、、、と考えたけれど結局1小節目の旋律の逆行の半音変化というあらかじめ考えていたものにした。音価は変化させているし、休符の配置も変化させてはいる。
先ほど福島諭さんに送った。
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弐瓶勉著「バイオメガ」再読。奮えのくるような物語。構造は複雑で一度目を通したぐらいでは理解は困難である。よくメジャー商業雑誌に、、、と思う。ハードSFと言われているそうだ。実際どういうものかは良くわかっていないけれど、このジャンル、ほとんど小説でも一読して理解は困難なものも多いが、漫画は映像情報もあるからとはいえ、再読しないとほとんど流れていってしまった情報もあった。これは自分の読み方の問題なのかもしれないが、2度目はさらにスリリングで広大無辺なスケールを感じた。鉄板。最高。
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先日も書いたけれど、ソプラノサックスのセッティングのチェックをしていて「慣れてしまっている」ことへの過誤を思う。実際人は慣れる。ある意味ではおそろしいことだ。