hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》2016・4月第1−2小節目

一昨日、 福島諭さんから《変容の対象》2016・4月第1小節目を受け取っていた。

冒頭文については幅を持たせて書いた。


Loop Clipとあった。


二日かけ、1−2小節目を書く。



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サックスを持ち、
昨日、一昨日はサーキュラーブリージングの音組織だけ組むことに割と時間をかけた。普段はサックスを持つこととは、決められたことを延々繰り返して日々を更新してゆくことを意味している。

オルタネイト・フィンガリングにおける同音の連続、あるいは半音変化の運指の高速化自体が組み込まれる、そういうものなので実際にサックスを持って、、、うまく書けない。


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ドン・デリーロ「ホワイト・ノイズ」を読み始める。


オースターを読み、西加奈子を数冊借りてきて読み、ブルース・スターリングを拾い読みし、チャンドラーを再読。ジッド「背徳者」を引っ張り出してきて読もうかどうか悩み、翻訳の石川淳とあるのを見て「不良少年とキリスト」を思い出し、レンタルビデオ店に行き映画を数本借りようとし1時間ほど選んでその最中に急に見る気を失くすこと2度ほど。帰る。そういう精神の在りようなのだと夜中にアニメ「蟲師」の第1期というのだろうか、、、を見て素晴らしすぎる。登場人物の一人、淡幽がとても良いのです。といったことをこの4月に入ってからやっていた。バッハのチェロ組曲のとても良い演奏を知ったのでCDを探すが廃盤。フランスのチェリストで録音はIRCAMだ。録音がすごく良い。ブーレーズの全集CDを日々聴いてもいる。


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新潟は桜が咲いていると福島さん。

新潟、桜、

となれば安吾桜の森の満開の下



福島さんに1−2小節目を送った。