hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》2017・第18−19−20〜22小節目

《変容の対象》2017・第18−19小節目を福島諭さんより受け取る。


昨日は福島さんとのメールのやり取りで度々年初からストラヴィンスキーが出てきてたので、映画「シャネル&ストラヴィンスキー」を見た。ストーリーは虚実入り乱れているだろうが、導入の「春の祭典」の初演の混乱(これはつと有名な話だ)は、今聴いてもぶっ飛んでいる作品であるからその騒ぎは想像に難くない。当時の聴衆には、ほとんどノイズを聴いているようなものだったらしいが、(今やノイズもある方面では美学として捉えられている。自分もそこに美の存在を見てとる)シャネルがその大衆に否定されたストラヴィンスキーに援助を申し出るのは、流石というか、、、実際にその初演をシャネルがその場で聴いていたと描かれていて、本当だったらそれもすごい話だが、シャネルの財団だかが今でもクラシックの作曲家、演奏家に援助をしている話も確か昔にどこかから聞いたから、その創業者の思想は今でも受け継いでいっているのだろう、、、などと思いながら見た。シャネルとストラヴィンスキーは結果不貞を重ねるが、この手の映画では必ず性交のシーンがあり、ああいうのはほのめかすだけで良いのになといつも思う。なぜかそういうシーンは死ぬほど退屈なのだ。理由はわからない。嘘が嘘として露見しすぎるからだろうか、、、


19−20小節目を書き送った。俄然盛り上がってまいりました。

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映画を一本見終わると福島さんから20−21小節目が届いてい、数時間かけて書いた。

21−22小節目をすぐに送る。日付変わって30日午前2時。それにしても疲れた。今日はもう書くのは無理だ。ちょっと半端ではない密度になってきている。こういうことが起こるのは吉兆だ。