hamaji junichi

composer saxophonist

2018年《変容の対象》4月の5−6小節目を福島諭さんに送った。

美術家の吉原悠博さんのvimeoの桜を見たから、数十年ぶりに坂口安吾の「桜の森の満開の下」を読んだ。あの最後のシーンの静謐で名状しがたい美しさと寂寥が沁みた。

先日白浜でフランス在住の方と話をした。藝術、藝術家に於いてかの地では「広告と常に在るようなもの(藝術とは呼ばれていても現在では特に、ほとんどそこにある。とも言っていた。私も同意した)とは真逆のことをすることにとても関心があるし、それに相応しい扱いはすべきだと考えていることは普通のこと。お金はみんな無いのよ。あなたも無いよね。でも来てみたらきっと良いと思う。お世話はしないけど食べ物ぐらいはあげるわよ。うふふ、、、」と風のように去っていった。福島さんとのサックスとコンピュータの室内楽のことなんかも話した。今度イギリスでアルヴォ・ペルトを聴きに行くと言っていた。