hamaji junichi

composer saxophonist

先月の変容の対象も31日でfine。2小節目からの自身の組織が全く良くなかった。俯瞰すると1小節目の動機の組織の亜種を組織し続ける方が良かったと今更思ったわけだがその時点では俯瞰する視座を持っていないのが変容なのでここは諦めるしかない領域の話だがもっと覚めた視点が持てなかっただろうかと思った。月の後半は福島諭さんは映像作家の池田泰教さんが《周辺の音楽》(福島さんがオーガナイズしている企画)で新潟に来ていたそうでタイトな時間の中変容を書いていたと想像される。池田さんとも随分会っていないな、、、と思った。

このところ聴いているのはeliott carterのNaxosレーベルのものでジャケットにはCD+DVDとうたっているのに購入したらCDだけしか入っていなかったもので当時残念に思ったCDだが独奏作品が多く収められていて非常に良いアルバムだ。graとかも当然収録されている。graのスコアはラ・フォルジュルネの発表の時、クラリネット奏者の鈴木生子さんにもらった思い出もある。2枚組のプラケースではないからもともと誤表記の可能性があるブツで実際自分が買ったものだけがそうなのか、今でも謎である。まぁとにかく良いアルバムなので今となっては文句はない。今は夏なので例えばnaxosのTシャツでもあったらなぁ、、、と聴きながら、寝ながらなんとなく思う。Tシャツといえば例えばモーターヘッドとかスレイヤーとか聞きもしないものをあえて着るなんてことをやってみたくなる。愛着があるからこそ着るようなバンドTシャツを全く愛着はないがデザインがブランドに引用、オマージュされているようなものをわざと着ようかと思い買おうか悩みまくるが結局買っていない。ギタープロジェクト[gp]があるからそのために買っても良いが、、、と思ったりもしていたわけだ。福島さんの作った楽曲から生まれた幾何学的な図形の図面(多分膨大にあるはずだ)のTシャツなんかは機会があったら二人で作りたいといつも思うし、いつかそんな話もしたはずだが実現には至っていない。


最近「銃夢」を読みだした。以前買ってしばらく手にしていなかったものだが非常に面白い。有名な作品だとは知っていたがああいう乙女の恋心のイノセントな部分ががごく自然に入り込んでいてダサくないSFものは新鮮に映った。ハリウッドで映画化されるそうだ。「アリタ」