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昨日《変容の対象》2019年最初の作品がfineを迎えた。
実際ギリギリでのfineで福島諭さんは「時間的にここでfineにせざるを得なかった」と言った内容のメールを書いていた。
僕としてはああいうfineも良いのではないか、と確認しながら思ったのだけれど福島さんはどうだったか。来年の総括文で発言があるかもしれない。
相変わらずornette colemanが気になってturnarroundのテーマ部なんかをギターで弾いたりして過ごしたりしている。アルバム時の演奏とは別に後期のチャーリー・ヘイデンとのnorth sea jazz fesだったか、、、のturnarroundはpeaceのそれとソロ部の構造は少なくとも聴取上は酷似している。つまり氏がornetteの音楽の肝の部分を相当担っているのは間違いない。自分がやられたornetteは氏のベースであることが条件の一つでもある。例外もあるが、ほぼそうだ。アルバムによっては例えばスコット・ラファーロなんか痺れるベーシストだがヘイデンではないという意味で何か届かない感じがする。
さて例外はかの名盤「naked lunch」だが演奏のクオリティーといい、マイ・ベストである。曲も申し分ない。ちなみに福島さんのベストは「skys of america」で、出会った時にそう話していた。
晩年のornetteは演奏も、、、悲しいようなものが多いけれどneked lunch、song Xなんかの時期は刺さらない方がおかしい。
さてturnarroundはCのブルースだが3−6ときてCm7,C#m7,Bm7,Am7という痺れることになっている。