hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》2019年12月第1小節目を福島諭さんに送る。

 

疲弊しきった感覚だけあり、悶々〜太宰治の「悶々日記」(内容は全く思い出せないけれど)ではないけれど嫌な気配だけが自身の内部に確かに脈動しているというのだけはわかる。

煙草も昔ほど旨くなくなったような気が心なしかするのである。

 

こうして夜中覚醒しきったような底冷えの空気を頬に感じながら譜面でも書き、傍らのギターでも弾き過ごせれば良いのであろうか、、、そうではないような気もするが、そう言った想像力しか持てないのであろうかとも思う。先日福島さんの2018年の新作のスコアと音源を送ってもらった。作曲家自身からいち早く作品の具体を見せてもらうのはとても贅沢なことだ。最近日頃はサックスを持つ時、数年前の「チャタヌーガ」というサクソフォン・ソロ曲の一節を吹く。なんとなくスコア化が遅れている作品ではあるけれど、気になっていることの一つでどうにか改定しスコア化をしないといけない。そう福島さんの新作をもらっておもった。それにはまず環境を無理やりにでも変えねばならない。それはわかっているのだけれど、そうはさせてもらえない。悶々〜の原因の一つでもある。