hamaji junichi

composer saxophonist

映画「ジョーカー」を見てきた。遅ればせであるが、ただ地元では数日前からの劇場公開でありレイトショーで。お客、私ともう一人。どうかしているが地方都市の救い難い民度の低さは今に始まった事ではない。あんな良い映画、全くもったいない話だ、、、と帰りながら思った。とは言っても自分も褒められたものではない時間の過ごし方を散々してきてしまっている。それを改めるにはこういう時間が必要だ。あと、やはりサックスを持って「それ」あるいは「それら」概念に対峙する時間のなんと豊かなことか、、、と昨日、今日で改めて思った。それはつまり昨日、今日のその他の無駄で無価値な時間の反証であり、骨身に沁みたのである。今更楽器の習得の「地獄」を声高に叫ぶつもりもないけれど、やはりそれは真実であり、「それ」を通過して見えるものはある種の宗教色を帯びてそこに佇む。その時間のことだ。

 

「ジョーカー」激しくおすすめしておきます。