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《変容の対象》2020年3月第2−3小節目を福島諭さんに送る。
先日は福島さんと電話で話した。変容は変わらず走り続けている。
今はウィリアム・ギブスンのカウント・ゼロを読み、同時にニューロマンサーを読む。所謂スプロール3部作のうちの2作だが、パターン・リコグニションを読み、(バズリクソンズのジャケットは今年は買えずじまい)その流れでカウント・ゼロをいつぶりかもう記憶も定かではないけれど手に取り、いったい誰が何をやっているのかさっぱり頭にヴィジュアライズできないこの小説を若いころの自分は嬉々として読んでいたはずだと思いながらそれでも読み進めてしまうのだから、それはある種の強度を付帯していることの現れでもある。ニューロマンサーはチバ・シティ・ブルースなんていうキャッチな記述があり日本を舞台にしているところなんかにあの頃静かに熱狂した。まさしく熱狂だったと思う。ブルースといえば僕にとってはjazz bluesであり、、、