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《変容の対象》2019年10月第6−7小節目を福島諭さんに送る。
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福島諭さんが先日のイベントの様子の写真を送ってくれた。
端正なイベントの様子が伺える。
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上の真ん中が映像の遠藤龍くん。右が高橋悠くん。
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Dave Brubeck Quartet In Your Own Sweet Way Belgium 1964 YouTube
Miles Davis Quintet - In Your Own Sweet Way
ポール・デスモンドが信じられないソロを吹いている。夢のようである。一体どういう内部の思考の流れがあって「それ」が可能かわからないが、思わず夜中採譜してしまった。
一方のロリンズのソロはもう完璧すぎるということでつとに有名である。(はずだ)津上研太さんに師事していた頃、聴くべき作品の一つとして勧められて以来愛聴。もう随分昔のことだ。
jazzは譜面というメディアによって「初めて」出現するもの、、、以外では最強の音楽の一つだが(無論僕は前者の側に基本的には立つけれども)これらはそれを証明している。
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先月の変容も無事fineを迎えた。組織的にはまだまだ広がりを見せるようなものだった。
今月は自分の動機から。一つの選択肢として、先月の楽想を引き継ぐということもfineの連絡を福島諭さんに送る時に考えたが、もう少し考えようと思う。
夜中はwebern。日中の車中などではmiles davisのbox setを聴いている。こう言った大量の音源セットは実のところ散漫に聴いてそのまま放置していることがままある。今更気づくことも多い。結局milesの場合コルトレーン、ロリンズとやったものがこのboxの中でも存在感が突出してこちらに届く。英語で感動した時の表現として「you touch me」という表現があるが、まさにこちらに触れてくる、触れられているような存在感のある音楽。演奏。
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新たに出会った人たちからのお誘い(最近割に誘われるので少し驚いている)があり、その人たちは善き人たちでありそういった日々の中の変化に心安らかになることもあれば、先日書いたような程度の低い悲しい人に出くわす災難もある。これも世界の多様性故と、考察は可能ではあるが、もうこの歳になると安らかに過ごしたいものだと切に願う。それは作曲家として演奏家に出会うときもそうだし、演奏家として出会うときもそうだ。
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と、いった流れでmilesのboxで以前買って売ってしまったショーター・ハンコック・カーター・ウィリアムスの所謂黄金のカルテットのbox setを再購入。少しだけ聴いたがもうjazzの極北である。いや、音楽の極北の一つ。