hamaji junichi

composer saxophonist

2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

光。その光を纏った音たち。が欲しいものです。しかし、いよいよわからなくなってきました。どうも改定を繰り返すうちに、どんどん劣化している気がするのでした。光を捉えた、、、と一瞬、そう思っても、それは幻であるのです。サクソフォン・ソロにおける「…

6月のソロ作品の為のモチーフを書く。今まで書いてきたものは一度全て忘れてやってみました。簡単に言えば、ある技法を抽出して、それに肉付けを施すのですが、所謂数多在る技法の抽出という行為はここ数年自らの視点の中で特に重要なもので様々なものを引…

新潟県立近代美術館

7月25日、新潟県立近代美術館http://www.lalanet.gr.jp/kinbi/index.htmlで発表です。「Ar」http://www.lalanet.gr.jp/kinbi/event/neoneo.html引き続き情報は折にふれ発表していきます。

福島諭さんに「変容の対象」5月7〜8小節目を送る。今回は難産であった。が、ボツになったもののなかに光るものがいくつかあって、今回採用しなかったが別で使えるようなものもあり、意義もあった。この数日間は夜中、音源制作の下準備をしていました。音…

今日も引き続きモーツァルトのave verum corpus,k.618 をエンドレスで流しながら一人黙考。音を浴びるにもやはりこういった音を浴びたいものだ。6月のsaxophpne solo作の発表はcontempt for soprano saxophone and live electoronicsと、もう一曲を考えてい…

ave verum corpus,k.618

ave verum corpus,k.618モーツァルトの名曲。生活のなかで救済と赦しを我らに、、、とはまったく思わないが、その音楽の世界に没入するとき、「それ」はおとずれる。「それ」は言葉ではどうしても表せない感情だ。体験とも違う。しかし「それ」は心の中に入…

福島諭さんに「変容の対象」6小節目を送る。曲のフォルムを壊す一歩手前のものを送った感じがしている。今回は軽やかで、イノセントな冒頭からその質感と匂いと色彩が5小節目まで続いていて、6小節目もその安定した世界に没入すべきか否か考えたが、その…

変容の対象、次の小節を書きかけて中断。どうも違うようだ。ドビュッシーを流しつづけている。ぼんやりした意識にはっとする旋律が急に意識に飛び込んでくる。たった1小節にも満たない旋律。たった数秒の奇蹟。

6月13日(土)高円寺「円盤」さんで。久々の円盤さん。「ふきもの」 19:00-/Charge¥1500 「ふきもの」 出演:徳永将豪/濱地潤一(from和歌山)/遠藤里美/ロレッタセコハン

solo saxophoneの為のライト・モチーフを少し書く。書いたライト・モチーフとはまったく関係がないが、自戒をこめて書こう。ドビュッシー、ラヴェルが頻繁に使うことで知られる長音階と全音音階の対比。4つの音のケーデンス、1音違うだけで劇的にシーンが…

宿命的内部

福島諭さんに「変容の対象」5月3〜4小節目を送る。福島さんが先日の名古屋、芸文での物販ものであるCDR作品「fatal inside」のことを書いてくれてhttp://mimiz.org/index.phpいるので少し書きます。この作品は福島諭さんと以前から取り組んでいる「サック…

作曲家・安野太郎さんhttp://taro.poino.net/による写真三枚 左から さかいれいしうさん・安野太郎さん・福島諭さん・私・由雄正恒さん さて、これから7月まであほみたいにやらんならんことが山積みである。6月のsoloは何をやるべきか。考えどころである。音…

都会の喧騒、都市の生命力を浴びる。まさしく浴びるような感覚の名古屋でした。名古屋駅の前には巨大なメガ・デザイナーのショップが建ち並び、そのディスプレイには涼しげなサンプルがこちらを端正に見つめている。これからの都市の音楽はどんなだろうか、…

2009.5.09 nagoya 電子音響音楽シンポジウム&コンサート 2009

朝8時、作曲家、福島諭さんhttp://mimiz.org/index.phpと待ち合わせ、オアシス21で会う。 近くのカフェで「Amorphous Ring I」のコンピュータ・システムのレクチャーを受ける。 それをふまえ、次に楽音のスコアについてBPMの捉え方や、1st sectionと2nd…

帰郷

帰ってきた。地の果てに。(もう何度も書いているがやはり此処は地の果てだった)まずはあのような素晴らしい場を与えていただいた作曲家、福島諭氏に感謝の意を。演奏者として至福の時間でした。

nagoya 愛知県芸術劇場 

2009.5.9作曲家福島諭さんhttp://mimiz.org/index.phpの新作《Amorphous ring I》に奏者として。 soprano saxophoneとcomputer処理との作品になります。 「電子音響音楽シンポジウム&コンサート2009」 日時 2009年5月9日(土) 会場 愛知県芸術劇場 小ホ…

福島諭さん参加の「AML」http://www.myspace.com/antimusiclaboratoryのライブがあるそうです。2009年5月3日、新潟のClub RIVERSTにて。 CATCHER IN THE RYE vol,15 LOSTAGE GO TOUR 2009 IN NIIGATA- CLUB RIVERST 1st ANNIVERSARY LIVE- 2009.5.3 (sun) at…

fatal inside

最近の音源を少し整理する。 12 tone music for improvisation http://www.myspace.com/hamajijunichi