hamaji junichi

composer saxophonist

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「変容の対象」2011・1月fine

福島諭さんから「変容の対象」2011・1月fineの連絡。やはり、2分の21拍子の1小節で今月はfineとなった。変容では今までなかった1小節での作品完結。終止の印象と、その1小節の後ろに未出の音組織があるような印象をあわせもつ。福島さんはそれを…

流れが悪い生活。なんとなく。何かが沈殿しているような生活。運命論者というほどでもないけれど、なるようにしかならないのが人生であるだろうとは思う。会うべき人には会えるし、会えない人には会えない。生きるということもしかり。赦されるかどうかだ。…

mp4-10

福島諭さんと昨日電話。盛り上がる。福島さんの作曲作品、Amorphous ring IIの為にアルト・サックスの音域などを説明した時のスカイプ・ミーティングが編集され、音源になっています。mp4-10、以下から聴けます。http://www.mimiz.org/index.php?ID=548 現代…

サックスを吹く。別段変化はない。バッハの「シチリアーノ」、「主よ人の望みの喜びよ」「主よ、あわれみ給え」そして、adagio from concerto in D minorを聴く。冒頭の単音から音が重なる瞬間、わずかな時間に過ぎないその時間。静謐な時間がまるで止まった…

「変容の対象」2011・1小節目

福島諭さんに「変容の対象」2011・1小節目を送る。今回は福島さんの動機から始まっていて、その返答の作曲はもうすでに書いていたが、僕の内部で選択肢が2つあり、考えに考えて、、、、結局、変則的であるが、続ける場合と、fineの場合と、福島さんに…

ベートーヴェン、ピアノソナタ31番を聴きながら寝る。夢のような音楽だといつも思う。ベートヴェンでは弦楽四重奏「大フーガ」をもっとも愛しているが、交響曲第7番の2楽章もたまにむしょうに聴きたくなる麻薬のような楽章。映画「幸せの隠れ場所」を観…

「変容の対象」

福島諭さんと電話。「変容の対象」2009年版のmidi音源版が今日届き、通して聴いた。それについて話す。ピアノの音色がクリアなので内声の動きなどもクリアに聴こえてくる。12組曲。やはり単純に1年かけた作品にはその1年なりのものが表出しているよ…

オンド・マルトノ。「題名のない音楽会」で絶滅危惧楽器として今日取り上げられていた。メシアン「トゥーランガリア」の一節が演奏される。たまにはメシアンぐらい放送したらどうなのよ、と潜在的にずっと思い続けているから、ちょっとちゃかしたような内容(…

朝4時20分。カール・ウォイディック「チャーリー・パーカー」という本を探していた。何時買ったのか全然憶えてない。が、買って少し読み、その中の譜面など読んだりした記憶があって、どこかにおきっぱなし、、、というやつだ。何年前だろう、、、多分結…

夜中、jazzの譜面をプリントアウトしている。ジャズベーシスト、丹橋勇治さんが先日亡くなって、やはり度々記憶の面影を追う一瞬がある。生活上のお付き合いはなかったが、地元でほんとうに数少ない僕の理解者であったと勝手に思っていたりする。丹橋さんは…

怒りと失望と、いったいどちらが記憶に長く留まるだろう、、、とふと考える。自分は絶対的に失望に支配される側だ、、、と思う。それはとても長く自身の内部に留まり続ける。こんなことを考えるはよそう。今日は福島諭さんと電話した。新潟は雪が積もってい…

in memory of...

in memory of... 墓碑銘に刻まれる文字昨日九十九の古久保君からメール。丹橋勇治さんが亡くなったと。 丹橋(タンバシ)さんはジャズベーシスト。 僕が演奏活動を再開する前(長い沈黙の時期でした)に数回ドラマーの本田憲治さん(地元で技術は勿論、もっと…

contempt for soprano saxophone and computerにおけるimprovisationノートを福島諭さんに送る。

福島諭さんともろもろやりとり。contemptについての福島さんの文章が素晴らしく良い。変容のmidiについても話す。 ヒッチコック「鳥」で主人公がピアノで弾くドビュッシー

映画を数本観て、返却。数本レンタル。ヒッチコック「鳥」「裏窓」など。「裏窓」「鳥」、昔幼い頃テレビで観た記憶があったが、今観ると没入できないことがわかった。ただ、グレース・ケリーの尋常ではない美しさが夢のようである。夢のように美しい女性。

今は朝6時。「変容の対象」の1小節目を書き終えたところ。細かな音価が密集する組織。一度想定したものは捨て、分裂的な組織を採用した。 問題は2小節目。少し時間がかかるかもしれない。昨日は福島さんから電話。少し話せて良かった。「変容の対象」の2…

「変容の対象」2011・1月・1小節目

昨日、福島諭さんから「変容の対象」2011・1月・1小節目を受け取る。http://www.mimiz.org/index.php?ID=533今年は3年目となる。「変容の対象」という作曲作品は福島さんと自分が、1小節ずつ交互に作曲してその月の最終日を最後の〆切として1曲作曲す…

in memory of...

photo by shinjiro maeda at harajyuku vacant 新年に向けて、何の感慨もないが「記憶」に残る表現行為がまたいつかおとずれることを願う。in memory of...記憶こそ「永遠」である。