hamaji junichi

composer saxophonist

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「変容の対象」2011・7月fine

「変容の対象」2011・7月fine福島諭さんからfineのメール。やはり7小節目で今月はfineとしますとのこと。 8月は僕の動機から。 安部公房「他人の顔」you tubeで武満徹の「狂った果実」のmain titleを探していると東京に住んでいた頃に死ぬほど観たかっ…

「変容の対象」2011・7月6-7小節目

福島諭さんから「変容の対象」2011・7月6−7小節目を受け取っていました。http://mimiz.org/index.php?ID=645 今日、7小節目を送りました。数日思考したのですが、やはり最初に見た時の印象で「何も書かない方が良い」という結論に。ですから7小節目…

今、PCをあけると新潟が大雨で避難勧告が出ていると。福島さん、大丈夫だろうか。自分は地デジ化完全移行を良い機会だと思ってテレビは買わず、もうテレビは見ないのでこういったニュースはPCを開いた時にしか認識できない。今は夜中。はじめて知った。和歌…

「狂った果実」main titlehttp://www.youtube.com/watch?v=d0LWJU3uajo ウェーベルン「四重奏曲op.22」メシアン「世の終わりのための四重奏曲」武満徹「遮られない休息」「ピアノディスタンス」「フォーアウェイ」「閉じた眼 I」を聴く。ウェーベルンは私のi…

マーラーの「ピアノカルテットA minor」、シェーンベルク「浄夜」、ペンデレツキ「3つのチェロと管弦楽の合奏協奏曲 第1番」あまりに重厚で濃密な音楽。こんな濃密な時間が生活にあるだろうか。少なくとも自分には経験がない。つまりそこに音楽の価値があ…

dance公演

映像作家の前田真二郎さんが参加されている公演が8月14日に。 dumb type他で活躍されているダンサーの川口隆夫さんとコラボレーションされるようです。 前田さんからは先日ダンスについてのメモを送ってもらいました。思考の動きがそこには記されていて、…

omit、、、、、坂口安吾の日本文化私観ではないが、無くなっても一向にこまらない。祈りを欲するのなら神道ならば自然のうちに静かに佇む八百万(やおよろず)の神に祈れば良い。omit、、、、、、、、、、、、、、、数年前ならこの日々は新潟近代美術館で福…

「変容の対象」2011・7月4−5−6小節目

「変容の対象」2011・7月4−5小節目を福島諭さんから受け取る。 福島さんは今月複数の作曲をされているそうだ。 http://www.mimiz.org/index.php?ID=642今日5-6小節目を送る。 映像作家、前田真二郎さんからメールをいただく。 メモ レーラ アウエルバッハ 作…

今日も脳が痺れるぐらいサックスを。同じことを繰り返す。「それは繰り返されるものであっても常に白紙だ」というのをどこかで読んだ。まったくその通り。繰り返されたとしても、それらはまったく別物だ。 自分の日常といえば、こういうことが書けるぐらいで…

「変容の対象」2011・7月3−4小節目

「変容の対象」2011・7月3−4小節目福島諭さんに送る。今日もサックスを。まったく集中出来ずに数時間。譜面を見てもぼんやりして、実のところ「見て」いない。指がかってに動いているが、集中を欠いて出てくるフレーズは散漫で密度を欠く。こんな時は何吹い…

櫻井郁也ダンスソロ『 TABULA RASA(タブラ・ラサ)』2011

以前音源提供(福島諭作曲作品)させていただいた、櫻井郁也さんのダンスソロ公演が中野のplanBにて。 櫻井郁也ダンスソロ『 TABULA RASA(タブラ・ラサ)』2011 Sakurai Ikuya Dance solo " TABULA RASA" 2011【出演/スタッフ】 ダンス・照明デザイン=櫻井…

昨日の美術家、吉原悠博さんのustを見て、なんだかjohn cageが聴きたくなり、ECMから出ているearly piano worksを久しぶりに引っ張りだして聴く。名盤だと思うがjohn cageはあまり聴かない(理由はわからない)からずっとCDラックに収まっていたものだ。その…

美術家、吉原悠博さんのustを拝見。新潟情報図鑑。福島さんがメールで教えてくれた。吉原さんとは5月新潟で少しお話でき光栄だった。その後、和歌山に帰ってから書籍を郵送いただき、それを時間をかけて読んだ。 ustの画面では刺激的な会話がなされており、…

今日もbluesを延々2時間休みなく繰り返す。譜面を読みながら。 まあ、所謂完コピというやつですな。で、感心しまくりながら吹いていたわけです。バシバシフレーズが決まる姿(もうハンパじゃないぐらい決まりまくる)がその譜面に記されていて、うなりなが…

diorのデニムを手に入れる。生活において唯一楽しみがあるとするなら服を選び身につけることだけだ。誰が見る訳でもない。それは問題ではないのだ。本を読むのはあれは現実逃避というか、いや、時間をむりから埋めるような意識も少しあり、まあ、そんな大袈…

♭357

小川洋子の文庫を6冊買う。「薬指の標本」美しい文体。美しい気配が満ちていた。勿論、レイモンド・カーヴァーも平行して読んでいる。えげつない作家である。静かな凄みが満ちている。カシオーリのベートーヴェンばかり聴いている。最近。えげつないピアニス…

何が良いのかまったくわからない名作中の名作と呼ばれている本。ただ、最後まで読めるというのはそういうことなのだとも思うが、私が歳をとり過ぎているのか、ことごとく「刺さらない」まま読了してしまった。驚くほど何も残っていない。 映画を1本観て、小…

福島さんと電話。ウェーベルンop.22のCDを教えてもらう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ れいのごとく、DVDをかりる。アル・パチーノのもの、エド・ハリス…

「変容の対象」2011・7月1−2小節目

「変容の対象」2011・7月1−2小節目をようやく福島諭さんに送る。晦渋につぐ晦渋。自分は細かな音価、密集した音符群だとかにフェティッシュを感じる。はっきりと。それがどうしてなのか、自身でも謎だが、変容〜でもそれは顕著に現れていて、それに抗いたい…

contempt for soprano saxophone and computer

リリースされて少し時間がたったのですが、私の作曲作品について書かせてもらいます。 「contempt for soprano saxophone and computer」は福島諭さんと私、濱地潤一が数年前から取り組んでいる[サックスとコンピュータの為の室内楽シリーズ]の一曲です。福…

変容の対象、1小節目をようやく書く。2小節目が問題だ。どう書くか。スコセッシ監督の初期の映画を観て、今日は何を観るか。今読んでいるのは「キャッチャー・イン・ザ・ライ」

本ばかり読んでいて、映画を最近観てなかったのでレンタルしに行く。「トリコロール・青の愛」など観る。ジュリエット・ピノシュのあの感じに心がつかまれたような気分をずっと持続させる監督の手腕。主題のひとつである音楽にはほとんどシンパシーを感じる…

和歌山でわりと大きな地震。福島さんも心配してメールをくれる。ありがたい。東京のめったに連絡を取り合わない(お互いに)友人からも電話が。ありがたい。私はもう諦念の極みに身をおいているので地震の最中も「かかってこいや、おうおう」みたいな心持ち…

「変容の対象」2011・7月1小節目

昨日、福島諭さんから「変容の対象」2011・7月1小節目ピアノの動機を受け取る。http://www.mimiz.org/index.php?cID=11 先月の変容〜後半の煩悶の為か未だおりてこず。と書きながら、おりる、、、みたいなオカルトは実は信じていない。自身の内部にのみ、そ…

献身の態度は美しいと思う。さて、何か読みたいけれど、、、とお思いの方に。トルーマン・カポーティの「草の竪琴」をおすすめします。「the grass harp」草の竪琴 (新潮文庫)作者: トルーマンカポーティ,Truman Capote,大沢薫出版社/メーカー: 新潮社発売日…