hamaji junichi

composer saxophonist

和歌山でわりと大きな地震。福島さんも心配してメールをくれる。ありがたい。東京のめったに連絡を取り合わない(お互いに)友人からも電話が。ありがたい。私はもう諦念の極みに身をおいているので地震の最中も「かかってこいや、おうおう」みたいな心持ちだったが、心配してくれる人が居るというのはそういった諦念、諦観を恥ずかしいと思いなさいということでもある。



新潟のプロダクトデザイナーtakahashi yuさんのtwitterを見る。「ゴッドファーザー」の三部作のことを書かれていた。「ゴッドファーザー」は名作中の名作なので折を見て鑑賞する作品。初めて観たのは映画好きの父と幼少の頃いっしょに。アル・パチーノ(パシーノ)、ロバート・デ・ニーロマーロン・ブランドのやばすぎる存在感と、なにより、物語がこれほど見事に構築されているのには畏怖すら感じるというコッポラ作品の最高傑作。白浜の九十九の古久保君はコッポラのワイン(フランシス・フォード・コッポラと冠されたと記憶する)を褒めていたが「ゴットファーザー」はまだ観てないとその時言っていて、激しくお勧めしたのだが、もう観ただろうか。兎に角、観ないと死ねない映画があるとすれば間違いなく上位ランキングにはいる映画。音楽も良いしね。超大作なので観はじめるのにはちょっと覚悟がいるが、あの壮大な叙事詩の美は観初めたら最後ノンストップで観てしまうという強度があります。


福島さんから「tassel」のライヴ音源のマスタリング処理された音源が届く。良い。


diorのデニムが気になる。眼鏡ではトム・フォードウェリントン






「変容の対象」を考える。複調、同時に違う調が進行する組織を念頭に。