hamaji junichi

composer saxophonist

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「変容の対象」2013・1月第8−9−10小節目

昨日。福島諭さんから「変容の対象」2013・1月第8−9小節目を受け取る。 夜も深まり9小節目少し書き進める。 **ドストエフスキー「罪と罰」第三部・5のラスコーリニコフとポルフィーリ・ペトローヴィチとの対話のなかでラスコーリニコフが自身の論…

「変容の対象」2013・1月第6−7−8小節目

日曜日。朝。福島諭さんより「変容の対象」2013・1月第6−7小節目を受け取る。http://www.mimiz.org/index.php?ID=913 夜。少し眠り深夜起き出し変容を書く。断続的に書き進め、あたりがほの明るくなったころ書き終え7−8小節目を送る。http://www.mi…

「分断する旋律の向こうに浮かぶオフィーリアの肖像。その死に顔」

hommage bach(手法としての)少し書く。**ラヴェルを聴く。** ラスコーリニコフの妹はとても美しいという設定なのね。**readingを聴き返す。** フロリゲンユニットを聴く。** 伊藤 計劃「ハーモニー」良著。 **

**hommage bach(手法としての)少し書き進める。これを一度録音してみても良いかもしれない。**くりくろのサウンドラジオゲストが鈴木悦久さん。鈴木さんの新作も聞ける。福島さんから教えてもらった。 生徒さんとの良い関係性が良くわかる内容で良かっ…

「変容の対象」2013・1月第5−6小節目

福島諭さんに「変容の対象」2013・1月第5−6小節目を送った。 **hommege bach(手法としての) 少し書き進める。 **シェーンベルク「ペアレスとメリザンド」を聴いていた。

譜面を用意し、日課を吹き、合間にドストエフスキーの「罪と罰」を読み、また日課に戻る。「罪と罰」はまだ第3部。他に2冊同時に読んでいるので必然遅くなる。しかし、何かに急かされるような心持ちがあるので普段サックスを吹く合間に読んだりはしないの…

「変容の対象」2013・1月4−5小節目

福島諭さんより、「変容の対象」2013・1月4−5小節目を受け取る。5小節目を書く。その組織されたものは、(今の今、書いたものは)今日の鬱屈した心理などまったく反映されていないので、これは音楽の、、、なんなのだろうか、、、と思う。

作家伊藤計劃のブログ。 http://d.hatena.ne.jp/Projectitoh/ **何をやっても巡り合わせが悪い日というのがあります。アーメン。祈りの言葉。心の底から信じる(皮膚をえぐるような「信じたい」という切望を含む)対象に向かって祈れる。そんな幸福は自分…

昨日夜半から作曲家福島諭さんとチャットをし始め、午前4時あたりからskype で会話した。随分久しぶりの感じ。ネットごしにでも互いの姿を視認しながら対話するのは良いものだ。話の大半は前半のチャットですませていて、シュトックハウゼンのことから始ま…

memo「脱臼した時間としての写真」**

SF小説を読んでいて、こういった「乾いた文体」というか文章というか、それはそれで独自の印象を連れてくるものだな、、、と思いながら読む。 **ピアニストの石井朋子さんは佐藤春夫の「退屈日記」を今読んでいるそうだ。ぼくが新潟の人、坂口安吾の文章に…

この世の関節が外れてしまった、、、というような詩的で美しい絶望は自分には無く、卑小な、、、なんつうか、がっかりだよまったく、、、ぐらいの絶望と言うのにはいささか何もかもが足りないようなものしか用意されてないので魂が炸裂するような絶望の音楽…

「変容の対象」2013・1月第3−4小節目

「変容の対象」2013・1月第3−4小節目を福島諭さんに送った。 **

京極夏彦「魍魎の匣」伊藤 計劃「ハーモニー」を購入。 「ハーモニー」の方は前から少し気になっていた作家さんで、早川文庫。ゼロ年代と呼ばれているSFのジャンルがあるのは知っていたが、どういう作風なのかは円城塔の短編しか読んだことがないからほとん…

福島さんが送ってくれた映像作品にAmorphous Ring IIのリミックスが入っていて、奮える。(ARIIは福島諭作曲作品、コンピュータとサクソフォンの為の室内楽作品)ああいうかっこよさもやはり挑発的であり、デーモニッシュでもある。芸術というのはそうでなく…

変容の対象の3小節目を書く。新潟は道が寒さでつるつる、ピカピカだそうだ。私は南国の育ちで夏生まれだが夏は嫌いだ。カミュの異邦人の灼熱の太陽を思い出すからだ。と、かっこつけまくる嘘を口走りたいが、、、本当は単に暑いのが嫌なのである。冬は夏よ…

「変容の対象」2013・1月2−3小節目

福島諭さんより「変容の対象」2013・1月2−3小節目が送られてくる。今作品の色彩、質感、手触りは既に少し今までの作品と趣きを異にしているように思う。まだ3小節目の福島さんのパートまでだがそんな「気配」を密やかに留めている。**映画「善き日…

この猛烈な偏頭痛は、これは花粉のせいですかね。少しばかり視界が悪い、鼻の感じも少し違和感がある、、、ぐらいの花粉症なのか、なんやわからん感じの、しかし空気中に漂うこの違和感はこれは夥しい花粉ではないか、、、と感じる、、、まあなんでもええけ…

「変容の対象」2013・1月1−2小節目

昨日はelder allegroの譜面と、「変容の対象」の今月の1小節目を。hommege bach systemーtrigger方式、、、みたいなものも書こうと意気込んではみたもののしんどなってやめる。どのみち時間がべらぼうにかかるものだ。**変容の2小節目を書く。どうしても…

ドスト氏の「罪と罰」のラスコーリニコフの置かれている心理状態と今、おっさん全開暴走中の私がですね、ほぼほぼ同じというのはどうしたものか、、、しゃれになっていませんわな。ラスコーリニコフは若い。その若さがああいった心理状態を連れてくるのはそ…

「変容の対象」2013・1月第1小節目

「変容の対象」2013・1月第1小節目。 福島諭さんから。http://mimiz.org/index.php?ID=902 5年目の第1小節目。 **elder再録。テスト演奏として。 **録音を終え、バッハの譜面を見ながらランダムに抜き出した「部分」から発展させ組織するものを…

bach couranteを録音。elderを録音。途中で断念。想定していた演奏が出来ない。録音をしながら思い浮かぶ顔はみんな新潟の人だった。elderを書こうと思ったのも新潟での発表からもって帰ったもの、またその後のやりとりなどを通過して道がついたような、そん…