hamaji junichi

composer saxophonist

「変容の対象」2011・1月・1小節目

昨日、福島諭さんから「変容の対象」2011・1月・1小節目を受け取る。http://www.mimiz.org/index.php?ID=533

今年は3年目となる。「変容の対象」という作曲作品は福島さんと自分が、1小節ずつ交互に作曲してその月の最終日を最後の〆切として1曲作曲するという行為。それを毎月。作曲作品であるから、紙媒体に定着させて発表する。2009年版は作業が福島さんによってすすめられており、今年には発表出来るのではないだろうか。レイアウトは唐沢さん。

紙というメディアは強力で、データなんかよりよほど強い。今、本もデータで読む時代ともてはやされているが、データは所詮データ。何かあればボン!消失、、、消えるときは一瞬である。世界中のデータが一瞬で飛ぶということもあるかもしれない。紙は随分長い時間残ることは歴史が証明している。以前東京で前田真二郎さんがこれらのことを話していて、激しく同意、、、と思ったことを思いだす。

だから福島さんも自分も紙に残すということを考る。

他人にとっては小さな事象かもしれないが、そういった意思、意識、認識を明確に意識した行為でなければこういった事象の運動はすぐに運動を止める。

継続する運動には強力なエンジンが必要なのは言うまでも無い。









メモ
ナイト・トーキョー・デイ(2009)
監督・脚本:イザベル・コイシュ