hamaji junichi

composer saxophonist

2009.5.09 nagoya 電子音響音楽シンポジウム&コンサート 2009

朝8時、作曲家、福島諭さんhttp://mimiz.org/index.phpと待ち合わせ、オアシス21で会う。

近くのカフェで「Amorphous Ring I」のコンピュータ・システムのレクチャーを受ける。

それをふまえ、次に楽音のスコアについてBPMの捉え方や、1st sectionと2nd sectionについて詳細な作曲家の意思を伺う。

会場に向かう。

そしてリハ。

リハを終え、シンポジウムを聞く。一番興味を惹かれたのは「懐疑」についてである。謎めいているが、「はりめぐらされた懐疑の芽」とも言うべき様々な事象について、考える。内部と外部、、、いや、むしろ、、、

続いてacousmatic作品を聴く。

そして発表の時間。と、ここで本来なら何某かの詳細を書くべきであろうが、言葉がそれを赦さないのだ。そこで起ったことは、そこで経験したものでしか、、、

今回は非常に書くのが難しい。書くべきことがあまりに重要なので、書けないのか。つまりそれほど貴重な時間だったのだ。

「Amorphous Ring I」世界初演を終えた。
















コンサートが終わり、福島さんと2人で栄のお肉料理のダイニング・バーのようなお店で打ち上げ。兎に角福島さんとの会話は話が面白くて尽きない。途中で福島さんの電話が鳴り、前田真二郎監督http://www.iamas.ac.jp/~maeda/夫妻が同席することに。前田さんとは今回が2回目。奥様とは初めてである。最近前田さんはジャズのサックス作品を良くお聴きになっているそうで、エリック・ドルフィーの話やら、オーネット・コールマンの話で盛り上がる。なにかなつかしい感じがした。ドルフィやオーネットはなつかしい。自分にとって。激しくlee konitzをお勧めしておいた。
最後に4人で写真を撮って解散。
ご夫妻は近くの名古屋のジャズ・クラブの名店「ラヴリー」に消えて行った。前田さんの最後の言葉。「君とはまた会うような気がする!」









福島諭さんの作曲作品「Amorphous Ring」はシリーズ化するようです。
福島さんとは7月、大きな発表が控えています。