hamaji junichi

composer saxophonist

本日配達の地元の地方紙、「紀伊民報」に今月7月25日の新潟県立近代美術館での作品発表の記事が載る。ありがたいことだ。自分の名前の漢字が簡単な「浜」で載っていたが、ネットや、フライヤーなどで流通しているのは「濱」の方なのでそれが少し気になったが、でもこうして紹介していただけるのはすごく励みになる。芸術家にとって敵は(ある側面では)無関心と無知(無名)であるとするならば、こういった事象は少しばかりそれに抵抗したという痕跡を自らに与えることになろう。(自らに、ということがとても重要なのだ)少しでも情報として和歌山の方々に知っていただけたなら嬉しい。自分は人見知りなので(それだけが原因ではないが)地元の方々とはほとんど密接な関係性を構築出来ない。それはもう、諦念にも近く、あきらめているが、しかしながら音楽というものは作品が全てだということもある意味では言える。例え密接な関係性など持てなくても、作品をもし聴いていただけるような機会がこの地でもこれを機会に少しずつ出来てくるようなことがあればと願わずにはいられない。

濱地潤一