「変容の対象」2011・7月3−4小節目
「変容の対象」2011・7月3−4小節目福島諭さんに送る。
今日もサックスを。まったく集中出来ずに数時間。譜面を見てもぼんやりして、実のところ「見て」いない。指がかってに動いているが、集中を欠いて出てくるフレーズは散漫で密度を欠く。こんな時は何吹いても駄目だからやめりゃ良いのだがマウスピースをはなすこともしない。
buescherのアルトが泣くぜ。
buescherは良い楽器。ヴィンテージでも他のヴィンテージよりお安い。ということは人気があまりよろしくないということだが、ええもんはええ。
人気があまりよろしくなくても優れたものは実は多い。むしろ、人気爆発のものには懐疑を抱いた方がよろしいのではないか。なにしろ、裾野がひろいということは、当然ど素人が良いと判断出来るということを意味する。そんなものに関わっていては、、、
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カヴァーの頼むから静かにしてくれ、、、ではないが、そんな心持ちがあるとして、でも実際は誰一人としてうるさくしてはいない。むしろ静かにしている。という状態が本当のところだと思う。自身の内部で囁くそれらは自らには切実なものであっても、幻であるという喜劇。
と、書いても仕方がないので、新潟で一度紹介いただいた
漫画家、古泉智浩さんのブログを読む。超面白い。