hamaji junichi

composer saxophonist

名作というか、傑作、至上の映画「パトレイバー2」を観る前に、「パトレイバーthe movie」を観る。やはり素晴らしい。そして続けざまに「パト2」を。やはり傑作。何度観ても良い。見入ってしまう。時系列に「功殻機動隊」を観ようか。そして「AVALON」「イノセンス」を。とか思う。

雨が降っている。途方に暮れすぎて頭にくるが、まあ、それは良いとして疲労の皮膜が脳を覆っているような気がして滅入る。滅入ったところで何も良いことはないが、時間という容器は何かで満たさないと許してくれないからその「何か」で満たすように腐心しなければならないことに疲れるのか、いったいこの心象はなんなのか、一向に得体が知れぬ。と今更ながら思う。

本を買いに行くついでにレンタルCDのJazzのコーナーを見たら、ガキのCDに賛辞の嵐。有名なジャズメンの再来とかなんとかポップに書いてある。〜の再来なんてオリジナルを超えることは永久に無理だと言っているのと同じじゃないか。本人がそれを良しとしていないことを願う。でもガキの音楽に価値など見いだせない。完全に偏見だが、模倣の領域だろうと反射的に思ってしまうのだ。悪い癖だとは思う。疲弊した領域にはアイドル的な存在とか、トピックが必要なのはわかるが、いぶし銀の手練(てだれ)の音楽はそんなところには無い。例えば東京の片隅でごくわずかのお客の前で行われていることがほとんどだ。華々しさはないが、耳の良い聴衆に支えられてその音楽はあり、音楽家はある、、、と少々ロマンチック過ぎるだろうか。とか思いながらオーネットの「something else」とかあったら借りよう(以前大量にjazzのCDを処分してしまい、そのなかにこのアルバムも入ってたらしい。探してもないから)と思ったが田舎なので当たり前のように無い。それで、一冊本を買い、帰ってきた。


 「埋没する3つのbluesに捧げるコンデンス・ミュージック」のテスト版を繰り返し聴いている。もう少し考えをまとめる為にこの時間を繰り返す必要がある。ちなみに英語表記だとcondensed musicになるのか?
とか書いていたら、、、福島さん、あざ〜す(笑)
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