hamaji junichi

composer saxophonist

日課を吹く。譜面の束は別のところに置いてあるので、暗譜したbluesなんかを吹いて官能の波にダイヴし、昼間本屋で見たウィリアム・ギブスンの「ニューロマンサー」(神経のneuroとromanceをくっ付けた造語。バロウズカットアップの文脈上にある手法と言われている)の新しい表紙などを思い出し、新訳の「1984」も気になるな〜とか思い、さらにミレニアム三部作も読みたいな〜とか思い、母親から鰹の刺身をもらったので夕食にはそれを、と思い、和歌山の食べ物で鉄板は魚ではそりゃ〜鰹でしょう。あとは昔から変わらない塩のみで干した梅干しの白干し。最強のお米のお供。はちみつ入りとか飼いならされた梅干しなんて話になりません。と思い、飛くんの新しい写真のオムそばが旨そうと思い、ピアニストの板倉克行さんからメールでface bookへのお誘いがあったが、生憎face bookはやってなく、申し訳ないと思うが、今さらネット上で知り合いを増やし、増やさないまでも知人の近況を知りたいなどとはとても思えず、でもお誘いは普通にありがたいな、、、とは思いながら、今日も一人で黙考に入る。なんなら黙狂になっても良い。

 ネットに「心」は在るか、、、情報を交感(あるいは交換)しているだけではそこに「心」が在るとは言えない。普通に考えればそれは自明だ。