「変容の対象」2012・5月4−5小節目を福島諭さんに送る。
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マーラーの「ピアノ四重奏断章 イ短調」
知られている限りマーラーの室内楽はこの断章のみ。(他にも手がけていたものはあるらしいが)いつ聴いても恐るべき時間の超克とその濃密な旋律に奮えがくる。
時間の超克、、、と考えてみる。
シェーンベルクの「浄夜」とともに、その旋律の内包する「時間」が名状し難いものをつれてくる。
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新潟で買ったチャールズ・ブコウスキー。詩人の書いた短編集だが、刺さりまくる言葉がたくさんある。僕は詩人には無条件で尊敬の念を抱くが、アメリカの詩人ではギンズバーグより刺さる。