hamaji junichi

composer saxophonist

福島諭さんによるpodシリーズ新作。

https://www.box.com/s/ctp4vj6x8pa1t20l98pb
https://www.box.com/s/ebv5autkmbdz9yywb64c

上のリンクのpodの会話は福島さん、飛谷謙介さん、鈴木悦久さん。つまりmimiZのメンバーですね。
下のリンクのpodは福島さんと僕。

podの音楽は福島さんがいつも組んでいる。僕なんかはその音楽によって今の福島さんの思索なり、思考なりを想像するんですが、先日も伺ったらそういう意識は当然あるとのこと。今の気分ではなく、今の思考の指向の微かなエレメントを内包しているのは聴けば伺える。


そうして、ああ、僕も頑張らないと、、、と思い、サックスを吹くがまったくうまくいかず、これほど人はその時の心象によって左右されるものかと思う。こう滅入ると意識がそこに留まってくれないのか、または風邪で単純に身体の継続性を保てないのかしらんが、今日はさっぱりである。無念。残念。アーメン。

なので、今日は今から映画「パッション」を観ようと思う。キリストの映画。一度観たはずだがもう一度。もう内容もまったく思い出せない。

昨日は結局この夏「ダークナイトライジング」を映画館で観れなかったので、「ダークナイト」を観る。映画を観たのは久しぶりである。ちなみにダークナイトライジングはアン・ハサウェイが出ている。まさしく夢のような容姿である。


結局「パッション」を観たのだけれど、まったくわからなかった。観ているこっちが悶えるほどの拷問が延々続く。世界のほぼ全ての人が伝え聞いたことのある最後の時に至る拷問を通してそれがキリストの存在を神の子として神性を帯びて映ったかというとそうは見えなかったし、そもそも最も深淵なのは、キリストの言葉であるはずなのだけれど、ほぼ引用されていなかった。これでは拷問映画で終わってしまう。逆に言えばキリストは「言葉」だと思わせてくれたとも言えるが、あんまりである。