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車で街を走っていると、昔子供の頃よく遊んだ小さな公園が左手に見えた。昔とは随分様子も変わったけれど、その面影は残ってい、その当時、公園の周りには木々が植えられていたが、今は全て伐採されて敷地が見渡せる。陽の光に満たされたそこで、若い母親と、小さな女の子がボール遊びをしていた。「なんと美しい光景だろう、、、」そう思った。一瞬、視界に触れたその光景がやけに鮮明に今でも脳裏に在る。そういった心象が今何故自然に去来するのかわからないが、愛おしいという感情がこちらに語りかけてくるものの、、、
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ペンデレツキ「ラクリモサ」「マニフィカト」「カノン」を聴く。
「ラクリモサ」うううう美し!
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京極夏彦著「狂骨の夢」を読み(まだ途中)、ブルース・スターリング「グローバル・ヘッド」を読む(これも途中)ウィリアム・ギブスンの「クローム襲撃」も再読したいがどこに置いたかわからん。本棚を探すとスターリングの読みかけの本が二冊見つかり喜々とし、ナボコフの「ロリータ」も見つける。まだ読んでいない。J.G.バラードの未読のものも数冊あったがそれはまた今度に。
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ショスタコーヴィチ「ブロークの詩による7つのロマンス」
アレクサンデル・ブロークの詩「オフィーリアの歌」
を読む。
ピアニストの石井朋子さんが
「ブロークの詩にも、オフィーリアを題材にしたものがあります。
ショスタコーヴィチが、曲を付けていました」と。
ブロークの詩集は今は手に入りにくいようだ。
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詩人か、ああ、、、
高度な思索と引き換えにのたれ死ぬ。美とともに。
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新しいマウスピースを試しているのだが、随分と良い。リフェイス職人の技術も凄いものだなと思う。ヴィンテージのマウスピースを使ってきたが新しいものを少し試したいと何故か急に思い立ち、少しずつ様々な奏法をあてて試している。
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精神的錯動というか、そこら始終動いていて一向に休まらない。
そんな時にはマーラーのピアノ四重奏
鉄板の名曲である。
http://www.youtube.com/watch?v=hzO2fPBxQTc
フォーレ エレジー
http://www.youtube.com/watch?v=dZmB68DuIPM
そして最後に必殺のPierre-Laurent Aimard
バッハ「The Art of Fugue」
悶絶の鉄板。
http://www.youtube.com/watch?v=2QpgBVCexIE
http://www.youtube.com/watch?v=qsM82LWsDf4
http://www.youtube.com/watch?v=zSgUzEO-cNw