■

バルトークの無伴奏ヴァイオリン・ソナタのなかのG moll+B durとD moll+F# durこの２つのDur-Mollの旋律からなるフレーズをヒントに何かやってみようと思っています。今はバルトークの作曲技法の断片のひとつひとつを学びながら思いついたヴァリエーションや、旋律、和声を書きなぐっては整理する毎日で、まったく体系立てて理解するには程遠いレベルですが、毎日が刺激に満ちています。自分に課した目的に向かっての作業とも言えるのですが、こういった日常は歓迎すべきで、その他の日常の大部分はおおよそほめられたものではない時間に埋没しているのですから、、、たった１小節の中にも、ほんとうに美しい音の構造とそれを支える根拠が見えるというのは幸せだと一人で思う、、、と言ったら、何やら寂しさが滲んだ生活をおくっているようですが、そうではありません。