hamaji junichi

composer saxophonist

映画「敬愛なるベートーベン」を見る。エド・ハリスダイアン・クルーガー出演。ベートーベンの映画では怪優ゲイリー・オールドマンのものも観たことがある。印象に残っているシーンは、ピアノに耳をあて「月光」を弾くシーン。奮えが来るほどのシーンであったが、それは映像の力だけではなく、音楽の力も強力に作用していたのを今でも鮮明に覚えている。作曲家の映画ではやはり「アマデウス」が突出している。ペルゴレージスターバト・マーテルもあの映画の「肉体が死に滅びるとき」以上の音源を聴いたことがない。サントラも非常に素晴らしいものです。

エド・ハリスの燻し銀の演技より、ダイアン・クルーガーのあの皮膚の薄い美貌(妙な表現ですが)が印象に残った。架空の人物であるそうだ。

久しぶりに偉大すぎるjohn coltraneの名盤中の名盤「ballads」を聴く。度々テレビなどで使われ続けるこの作品。オット・リンクのメタルマウスピースとセルマー・スーパー・バランスド・アクションの「あの音をもとめて大枚はたくジャズ愛好家、演奏家」が今も沢山いるのもうなずける。あの作品、諸説によるとマウスピースの状態が悪く、予定していた録音予定の曲がうまくいかないので、バラードばかり録ったのだとか。

12音階の分散和音を吹き、それからバッハを吹きましょう。



行きたい!でも行けない。鈴木悦久さん参加のウォルフ作品。今日だそうです。mimizウェブで知りました。是非。http://www.purple.dti.ne.jp/naya/contens/event/081013Cage/index.htm