5月9日 名古屋
作曲家・福島諭さんの作品「amorphous ring I」のサックス奏者として演奏します。
> ◇日時:2009年5月9日(土)
> ◇場所:愛知県芸術劇場小ホール
> ◇第14回 日本電子音楽協会演奏会、電子音響音楽シンポジウム&コンサート
> ◇主催:日本電子音楽協会、日本音楽学会の共催による
> ◇プログラム予定
> 15時〜15時55分:Marc Battier氏講演会
> 内容:フランスとアジアの電子音響音楽研究、他、
> 16時〜17時30分:シンポジウム
> 「電子音響音楽の今日的課題(仮)」
> 18時〜 :コンサート
> 第1部:招待作品(Marc Battier氏, EMSANからの公募作品)
> 第2部:JSEM会員による作品
> ※EMSAN = Electro Acoustic Music Society Asian Network
今年は福島諭さんとの発表に重点を置いていきます。
おおきな発表もこれを含めて他にもあり、音楽的な濃密な時間を日常にも持ち込んでやってゆこうと。
作品を組織し、構造を手に入れ、その根底に哲学を有する、、、その為には膨大な時間が必要です。
福島さんの作品の根底に流れる哲学を見たいと思います。
まだ譜面は決定稿では受け取っていませんが、その前段階の譜面では大きなファクターとしてサックスのロングトーンの存在があります。ロングトーンに関しては常に考えていることでもあり、作品に与える影響も大きいと考えていて、その精度が試されることでしょう。「deviceとしてのサックス」がどう機能するか、福島さんのコンピュータ処理、音響のヴァリエーション(それは徹底した哲学を有しています)とどう配置されてゆくか、準備はすすんでいます。