hamaji junichi

composer saxophonist

bluesの研究をしたいと思います。今まで勿論それに触れなかったことは無いのですが、いまいち納得出来ていないというか、なんというか、♭3、♭5、♭7、の機能、和声進行1,4,1,1,4,4〜36251というより組織の有り様としてシステマチックな骨格を自身の中に確立したいというか、結局それを室内楽のシステムとして機能させたいという目論見があるからなのですが、ブルースの謎は深く、そんな簡単にはと思うものの何故かやらなくてはと思うのです。12小節のブルース進行の中でジャズのマエストロ、ヴォルトゥオーソは名演を数々残しています。パーカーしかり、コルトレーンしかり、ジャッキー・マクリーンなんてよだれ出そうです。ブルースが内包する多調性から視点をそこに固定しまずは考えたいと思います。

変容の対象1〜2を受け取る。今月は4分の20拍子から始まる。私の内部で猛烈に求めるものを具現化した動機。それを受けた福島さんの音形。今月の作品はそれを越える予感がする。

ブルースを吹こうと思っていたら、ふと思いつき、まったくそれとは関係の無い曲を書く。がちがちの構造をもった曲。サクソフォンエチュードとしても使えるが、実はそれをある手法を通して再構築する作曲法を思いついた。ちょと興奮しています。