hamaji junichi

composer saxophonist

福島さんと新宿のタワーで待ち合わせする前に、時間があったのでアメリカン・ラグシーを少し見た。今期の秋冬ものがもう店頭を飾ってあってうきうきしながら(いや、実際は淡々と)洋服を見た。今年もアーミー系のコート、ジャケットを提案しているようで、M−51タイプのフィッシュ・テイルのフードにリアル・ファーが贅沢に使われたモッズ・コートがかっこよかった。6万5千円ぐらい。買えませんな、、、と思いながらレザーバッグや、シューズなど見ながら、モノ・トーンで統一された店内をうろうろ。伊達眼鏡でも買おうかなとも思ったが、やめた。

軍の使用品は機能優先の最たるものだと思うが、その機能を徹底的に掘り下げて、そうして採用されたものの美を思う。私も含めて軍にさしたる思い入れどころかまったく興味もないものが、そのデザインを現代的にredesignされた服を「着たい」と思う。機能美というものはデザインのひとつの到達点でもあるから、その亜種が、、、つまり今は服を引き合いにだして機能美ということを書いているが、今生きていてそうして実は案外気付いていない機能美はそこかしこに存在し、それは音楽にも、、、と言いたいのだが、、、、今日もしぼりだして書いてしもたが、どうにも駄目ですね。