hamaji junichi

composer saxophonist

帰郷

和歌山に帰ってきました。
昨日聴いていただいた方々に感謝の意を。


演奏が終わり、完全禁煙でえらくおしゃれなカフェでイアマス関係の方々を紹介してもらい、福島諭さんの素晴らしいニュースを聞き、映像作家の前田真二郎さんと次回の「前田真二郎プロジェクト」について四谷に場を移動し前田さん、福島さん、濱地でミーティング。

福島さんと別れ、惜別の感を引きずりながら前田さんと新宿へ。ジャズが結構な爆音でかかるゴールデン街?のバーに。自分はお酒まったく駄目なのでコーラ。前田さんとは数回しか会ってないが何故か親しみを感じる。これは何故かはわからない。でも不思議にそういったことが起こったりする。自分にとってはとてもとても、とても稀なことだが。そういえば福島さんともそうだった。

久しぶりに爆音のジャズを浴び、ソニー・スティットのパーカー直系の演奏がかかる中、前田さんにスタン・ゲッツをお勧めしたりしていた。スタン・ゲッツと、ソニースティット、ディジーガレスピーの「for musician only」というアルバムだったか、ぶっ飛んでいたのを思い出しながら。セロニアス・モンクエリック・ドルフィーの話もでた。前田さんはドルフィーでモンクを体験したそうだ。ドルフィーの「アイアン・マン」の話も。

爆音だからぽつり、ぽつりとその爆音の合間をぬっての会話だったがとても楽しめた。前田さんにはそう見えなかったかもだが。

4時前にホテルに着き、爆睡。

チェックアウト後、例のごとく新宿のタワー・レコード9Fに行き、現代音楽のコーナーをチェックし、ペルトの作品を1枚買う。ロマン派のものも何か買いたいと思っていたが見るだけにしておいた。

羽田では例のごとくサックスを素直に通してくれなかった。今回は航空会社ではなく、荷物検査のアホ女だ。アルトサックスのケースがたったすうセンチ(多分目視で2〜3cmに見えた)きめられたサイズを越しているからもう一度荷物預けのところに行って確認を取って来いという。今日空港は結構混雑していて、その前に20分ほどならんでサックス以外の荷物を預けたばかりだったので、少し抗議したが規則に忠実なそのアホ女はそんなこと知ったことではないらしく、「通せません」。幸い空港会社の方に割り込みでその事情を話すとあっさり「これで通れますから」と言ってくれラベルを貼ってくれたので良かったが、その行列はもう30分はかかるであろうほどに膨らんでいて、そのままそのアホ女に従って言うとおりに再度並んでいたら確実に乗れなかったか、もしくは私が発狂していた。たった2cmの為に、、、