「変容の対象」２０１１・４月５−６小節目

「変容の対象」２０１１・４月５−６小節目を福島諭さんから受け取る。http://www.mimiz.org/index.php?ID=595

６−７小節目を書き、少しねかせる。

今日は雨。微かに煙る山の尾根を遠くに見る。

between yesterday&tomorrowを観る。

systという作品を考える。４度の組み合わせ、１・３・短７度の組織とそこから有機的に組成され得る組織。作品の思想はそれらの組織が連結される時、演奏者は絶えず思考していること、そしてそれらの組み合わせがどういった印象、効果を表出するかを自らに問うことにある。ごく一般的に頭から最後まで書かれたものではなく、指定された各組織を組み合わせる作品なので演奏者が作品の全体像を生かしもし、殺しもする。そこには自由があるようで、実は無いに等しい。そういった責任がある、、、といって笑いたければ笑えば良いし、嘲笑われることには慣れてもいるが、実は、黙殺されていることの方が圧倒的であるのも自覚している。しかし、何故こういった作品を書くのかと言えば書きたいからであり、何時か、、、と。