hamaji junichi

composer saxophonist

レイモンド・カーヴァー!

レイモンド・カーヴァーを読んでいる。もう、やばい。ほんとうにやばい。それぐらい素晴らしい。今までこの作家を知らなかったことを恥じるほど。「頼むから静かにしてくれII」村上春樹の翻訳。ひとつの、または一人の、この場合作家(村上春樹)だが、、、を知ってさらに他の作家を知る。音楽でもしかり。一人の素晴らしい作曲家を知り、その周辺の作曲家を知る。といった具合に連鎖は続く。価値の連鎖。

僕の知り合いにはもれなくおすすめする。レイモンド・カーヴァー。あんな文章は読んだことがない。文章にしか表出出来ないもの。孤高の文章。あのテンションは尋常ではない。どうやったらあんな文章が書けるのか。想像もつかない。










新作の題名は「tassel」に決まった。福島さんにマスタリングをお願いしている。その「tassel」の譜も書いている。

シェーンベルク浄夜ブーレーズ指揮を浴びるほど聴きたいと思う。三輪眞弘さんの本にも書かれていたシェーベルクの息をのむ美しい六重奏曲。