hamaji junichi

composer saxophonist

いただいた阪神百貨店の名店のやたら美味なバームクーヘンと安い豆ではあるがきちんと落とした濃いめのコーヒーなんぞを一緒にいただきながら、今日は何を分析にかけようか、、、とぼんやり思う。このところいろいろやっていて、整理する、整理出来る、前の段階なので、それらが断片的に頭のなかを錯綜するものだから吐き気すらもよおしそうだけれど、それらをきちんと汎用性をもたせた演奏時の技法に還元させる為には、記憶にきちんと定着させなければ話にならない。うまくいけば2月の東京で、わずかばかりでもその某かの成果を、、、と夢想しているがこればかりは時間という有限の審判のもとに在るもの故、言葉にするほど簡単ではない。勿論、それらを譜面に音符に定着させて作品にという選択肢もあるが、今のところはリアルタイム演奏時にどう組織するかの言うなればそれを支える構造体の構築であるから、その構造体から伸びる様々な触手が記憶の制御下に定着していることが最低限必要になる。

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先の福島諭さんの作曲作品「florigen unit」初演の奏者のクラリネット:伊藤めぐみさん、オーボエ:山口裕加さんがアルゲリッチのDVDにと教えてもらう。バルトーク!!!

「別府アルゲリッチ音楽祭-アルゲリッチ-ピアノ協奏曲コンサート-DVD」



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そして、恵比寿映像祭では2月、between yesterday&tomorrowが!

http://www.yebizo.com/#pg_screen11







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買い物に行く。洗練されたグレイのニットパーカーと黒いマフラー、ブラックデニムにロングブーツを「気軽に」着こなした女性が通り過ぎる。それほど若くはない。その軽やかな佇まいがとても美しかった。たまに居ますなそんな人。洗練がきちんと、その人が自然に纏う色彩のようにぴったりと定着している様子。そんなことを思いながら、私の買い物といえば電球、マッチなど生活臭発散しまくりの俗物ぶり。俗物といえば、「愛」はもっとも俗物的であり、しかし、同時にもっとも崇高なもの、、、と大昔から語られていると。なるほどな、、、とも思うがまあ、そんな良く出来た話は聖書にくさるほどあり、「カラマーゾフの兄弟」を読んでいることもあり、ここで聖書の話を引用しようかとも思うがやめておく。そんな午後。


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memo

マルチフォニックスのヴァリエーションを試す。フラジオとの複合。




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天才クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」の新作の予告編を観た。麗しのアン・ハサウェイも出てるのね。日本では7月公開らしい。アメリカでは前売りが売れまくっているそうだ。バットマン・ビギンズ」から「ダークナイト」「インセプション」とくればそりゃ〜売れるわな。売れて当然。「ダークナイトライジング」