hamaji junichi

composer saxophonist

「変容の対象」2013・6月13−14小節目

福島諭さんより「変容の対象」2013・6月13−14小節目を受け取る。

14小節目は休符のみ、4分の3。

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今日サックスを吹いていて、思いついた、、、正確に言えば、以前のmimiZとのスタジオ・セッションの録音(リリースを想定してのもので、今まで止まっていた)の編集を今現在、福島さんがされて(現在6曲)いて、それを聴いたことによる心象が、自身の内部において少し無視できないものがあり、それを概念化して、来月テストケースとして出来ないだろうか、、、と福島さんに打診した。

サクソフォンの最も「凶暴な」側面、、、それは勿論制御された「凶暴さ」で、、、、その音の固有性ということ、、、、楽器自体が持つ固有性、ヴォイス、もしくは存在理由そのもの(結局、人に存在理由など無かった、、、という架空、もしくはリアルな物語においての使われ方の存在理由という言葉は今は考えないでおこう)は、、、楽器を指定してそれを厳密に守らせる作曲家の頭脳内部の(例外は赦されない)迷いの一切無い判断、、、でも証明されている、その存在理由、、、

さらには、「変容の対象」という共同作曲のある概念を共有し、サクソフォンと、コンピュータで、

変容はひと月1曲、それが1年で12曲の組曲になるが、今回はひと月で、3楽章からなるものを想定している(これはまだ福島さんには伝えていない。先ほどまとまった考えだから)

「即興」という様式がどのようにこの想定作品に機能するか。

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