「変容の対象」2013・10月第5−6−7小節目
「変容の対象」2013・10月第5−6小節目を福島諭さんから受け取る。
4分の3拍子。
、、、変容では基本的には拍子は時間の付帯距離を表す。つまり該当小節のなかには突然4分の45拍子なども出てくるわけだが、当然このような短い拍子もあるにはある。数えたことはないが、パーセンテージとしては低い出現率だ。
7小節目。自分の書いたものは4分の2拍子。遡って5小節目は4分の4拍子。
4−3−2と減衰してゆく。
こういった意識的なストラテジーは変容にははっきり宣言しないまでもしかけとして、散見される。
ここでは減衰する拍子、、、先はどうなるかは無論わからない。
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6−7小節目を書き、福島さんに送る。こういった連日の音符のせめぎ合いは稀に変容に起こる。
外では台風の風音が鳴っている。ビュン、ビュン、ビュン。まるでストラヴィンスキーの「春祭」みたいに。