hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》2014・4月第12−13−14小節目

昨日、福島諭さんより《変容の対象》2014・4月第12−13小節目を受け取る。


1日置いて、今日書き13−14小節目を送った。


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最近は映画をまとめて見たりしているが、心がまったく動かん。不思議に。小説を読んでも深くそこに没入出来ない。唯一「蟲師」の新しいシリーズのアニメーションは、良過ぎるほど良いので、ものによるのだろうけれど、心理が低泥(造語。泥濘という語もありますね)しているようにも感じていたりする。つまり動かない。季節の変わり目は人の心理に某かの影響を与えるものか、、、それは狂人には顕著ではあるけれど、、、そういうことも、あまり関係ないように思うが、とにかく動かないので、着想も得られない。そういう時でも、「変容の対象」という作品はシステムが強制的に走っているので、なんとか書き進めることが出来る。今月の福島さんは特定のmodeによって管理されたものを使い、転調の法則もあるようだ。自分はそれを正確に知らず(変容では常にそうだ。互いに。)独自に旋律を走らせているのだが、新たな手法、思想、コンセプトをそこに提示することはなく、自身のルーチンのようなものを書いているような気に少しなっていて、そこをあまり考え過ぎるととんでもない停滞を起こすので、書いてすぐ送るようにしている。これも「動かない」ということに起因しているかもしれない。