hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》2014・8月第22−23−24小節目

《変容の対象》2014・8月第22−23小節目を福島諭さんより受け取る。


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これから九十九さんに少し顔をだそうと思い、以前言われていた九十九荘にある「九十九文庫」に献本する本を選んでいた。実際森さん(古久保オーナーのお父さん)の蔵書を見せてもらったことはなく、話には相当なコレクションだと聞く。(そこから九十九文庫にセレクションされた本が並ぶのだ)なので蔵書にあるものと被っていない可能性のある本を選ぶ。

カント「純粋理性批判

ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ「哲学とは何か」(真帆さんに献上するために。以前哲学に興味あると言っていたその一言のため)

安部公房箱男」の英語版(これは蔵書にはないのではないか)

他にはストラビンスキーの「春祭」のスコア、ドビュッシーの「海」を。

あと、音楽家の書籍もこじんまりとしたまとまりで書架にあったのでジョン・ケージの「小鳥たちのために」を。

これらは九十九荘に宿泊されるお客さんが読むもので、譜面を読む人が居ないとも限らない。

まあ、全て置いてくれるはずはないのだが、古久保くんに言われてそういった遊び心にのった。のったらこれぐらいは持って行きたいので持って行く。

他にも候補はあったのだが、これぐらいに。バロウズ「ソフトマシーン」「ノヴァ急報」バラード「クラッシュ」「コカインナイト」バーミリオンサンズのシリーズは文庫なのでどうか、、、


個人的にはデリーロ、ピンチョンなども書架に収まったら素敵すぎるのではないだろうかと思ったりする。ことにデリーロは「クール」過ぎる作家だから。

古久保くんは福島さんにも、もし泊まりにくるようなことがあれば一冊なにか本を持ってきて下さいと。福島さんの読む超難解な数学書なんかは毛色が違うので面白いのではないかとその時思った。思い出したのでここに書いておこう。



23−24小節目を送る。