hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》2014・8月fine

福島諭さんから連絡があり、fine想定で送った小節でfineとしますと。

8月も無事終わった。


福島さんは新たな試みをやっていた。変容ではあまりやらなかった類いの手法だった。fineの聴取感はすっきりとしたものだった。




来月はひとつの試みとして《変容の対象》saxophone solo ver.というのをお願いしてやることになった。基本の編成はピアノとサックス。ver.SSとしようかな。僕が演奏するための可能性もひとつ(変容では基本的にそれは想定していない)ではあるが、予定されていた発表につかうひとつの作品として着想を得たもので使う使わないはひとまず保留で、せっかくの着想なのでやってみたい。なので9月は2つの《変容の対象》が走る。


**

倉庫にしまっておいた文庫本を確認すると、こんな本買っていたんだ、、、というものがあったり、目的は安部公房を久々に読みたくなったからなんだが、ウィリアム・ギブスン初期の3部作とか、マルグリット・デュラスジャン・ジュネ、三島、梶井なんかも取り出して日陰干しにかける。石川淳も随分あったが、再度しまう。今はJ.G.バラードの単行本や文庫を10冊ばかり再読して順番に読もうとしている。昔買った小説をかたっぱしから読み、、、多分そこにある何か、留まっている何か、を感じたりしてみたいのだろうか。