hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》2015年・1月・第16−17−18小節

《変容の対象》2015年・1月・第16−17小節目を受け取る。

今は先日の新潟のイヴェント《SPECTRA FEED》に来場いただいた皆さんに配布されたCDRを聴きながらこれを書いている。様々なイヴェントで演奏し、また行って聴いたけれどこういった粋なことをやっていた記憶は無い。このCDRは演奏会の資料に付属するという体裁をとっていて、その配られた資料も丁寧なつくりで来場された聴衆の方々はどんな心象を抱かれたのか、、、と思わずにはいられない。そういうある種感傷的にも思える自分の内部の心の導線はひとえにそういった丁寧な心遣いに宿るミニマルで端正な心の在りように素直に反応しているということであろうし、普段そういった心に触れる機会など無いことへの静かな驚きから立ち現れるのだろう。


17−18小節目を書き送る。


これから2014年の《変容の対象》の総括文の続きを書こうと思う。もう随分遅れている。手元にはあと一週間ほどになるが、東京で演奏する福島諭作品《BUNDLE IMPACTOR》の譜面があり、それが終わってようやく一息つけることになる。



2月6日super deluxe

ラウンジトーク&ライブパフォーマンス03
「ポストメディウム時代のメディアアート〜アート部門受賞作品発表会vol.2」
アート部門の受賞者プレゼンテーション2回目となる今回は、優秀賞の受賞作家4組が一堂に介します。「動画」の定義までを刷新する作品『これは映画ではないらしい』(優秀賞)、坂本龍一氏との共作『センシング・ストリームズー不可視、不可聴』(優秀賞)について、アーティスト自身が解説。また、過去に2度の大賞を受賞する音楽家と建築家のユニットCod.Actも再来日します。さらに、クラリネットとコンピュータによる楽曲『《patrinia yellow》for Clarinet and Computer』(優秀賞)のライブパフォーマンスも行われる予定です。
日時
2月6日(金) 19:00-22:30
会場
スーパー・デラックス
定員
250名
出演
三輪 眞弘
アート部門審査委員/作曲家/情報科学芸術大学院大学IAMAS)教授
建畠 晢
運営委員/京都市立芸術大学
五島 一浩
アート部門優秀賞『これは映画ではないらしい』
福島 諭
アート部門優秀賞『《patrinia yellow》for Clarinet and Computer』
Cod.Act (Michel DÉCOSTERD / André DÉCOSTERD
アート部門優秀賞『Nyloïd』
真鍋 大度
アート部門優秀賞『センシング・ストリームズー不可視、不可聴』
モデレーター
鷲田 めるろ
アート部門選考委員/金沢21世紀美術館キュレーター
言語
一部日仏逐次通訳あり
参加方法


http://j-mediaarts.jp/events/event_talk#3_2