hamaji junichi

composer saxophonist

《変容の対象》2015年5月第4−5−6−7&

福島諭さんから《変容の対象》2015年5月第4−5小節目を受け取る。


5−6小節目を書き送る。


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新潟から帰ってから、CDのBox set4枚組、13枚組などを買い、本の購入意欲も日増しにつのる。新潟ではカポーティの短編集、必殺ドン・デリーロの「天使エスメラルダ」を念願かなって手に入れ、帰ってからはネットで本の情報を毎日見ている。最近では図書館の利用もルーチンになり、そこで見つけるものも多いが、買わないといけないものも当然ある。アンナ・カヴァンの「氷」がちくま文庫から再発されていて声をあげて驚く。カヴァンの「アサイラム・ピース」があまりにも素晴らしいので代表作である「氷」を読みたかったが今まで読めなかった。近く購入しようと思う。日本の作家をこれまで読み通しだったから倉庫からウィリアム・ギブスンニューロマンサーはじめ、それ以降の作品群を持って来て陰干ししていた。1月にmimiZの飛くんがニューロマンサーを読んだと言っていたのもあって、その行動には多分関連性がある、、、それが眼下にあり、ネットで新刊でも出ているだろうかと思って探すと新刊はまだ出ていず、ニューロマンサーは流石にハヤカワ文庫から新装版が再発されてはいるが、「カウント・ゼロ」「モナリザ・オーバドライブ」短編集の「クローム襲撃」など初期の痺れるような作品群が軒並み絶版になっている。それにも驚く。ブルース・スターリングとの共著「ディファレンス・エンジン」はスチーム・パンクの金字塔のように認識しているがスチーム・パンクはどうも読めない。何故なのかはわからない。だから「死者の帝国」も全部は読めていない。




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早速福島さんから6−7小節目が送られてきた。


7−8小節目を書き送る。

8小節目は変化をつけた。奏法としては高速の旋律上にランダムに倍音操作を施すもの。記譜された旋律の上にある倍音を任意で操作してもとになった旋律と混ぜる。循環呼吸が1小節目から延々続いている。


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昨日に引き続き福島さんの映像作品を観賞する。